第一志望の公務員面接に落ちた…
公務員の最終面接まできたのに、落ちてしまった…
このような悩みがあり、凹んでしまっている方も多いのではないでしょうか。
公務員試験は、各自治体・省庁で基本的に年に一回しか行われません。
その公務員試験の面接で落ちてしまうのは、非常にショックが大きいものです。
私も、第一希望だった地元の自治体の面接に落ちた経験があります
この記事では、公務員の面接に落ちる人の特徴や、落ちたとしても深く落ち込む必要がない理由について解説していきます。
実際に第一希望の公務員の面接試験に落ちましたが、今ではそこそこ楽しく国家公務員として働いている私が解説します!
独学で公務員対策を頑張った結果、公務員の面接に落ちてしまった場合は、無理せず公務員対策の予備校や通信講座などを利用するのがおすすめです。
独学者は、通信講座や予備校を利用している人と比べると、勉強の効率面でも情報量の面でも圧倒的に不利だからです。
特に、アガルートでは面接のコツや面接官に刺さる受け答え方法などをレクチャーしてくれるので、本気で公務員を目指す場合はプロの専門家に頼りましょう。
公務員の面接に落ちる人の特徴
私は、実際に公務員試験の面接官をしたことがあります。
「公務員の面接に落ちる人」には特徴があるため、まずは「落ちる人」に該当しないように気を付けましょう。
身だしなみが乱れている
身だしなみが乱れていると、面接官側からすると
だらしないなぁ
と感じるため、第一印象は最悪です。
また、面接という大切なときに身だしなみが乱れてしまっている人は、通常の業務の中でも身だしなみが乱れてしまうでしょう。
「一緒に働きたくない」と思われてしまうのは当然ですよね。
信用に欠ける
信用に欠ける印象を与えてしまった場合も、面接で落ちる可能性があります。
公務員の給料は税金から支払われている以上、誠実さが求められます。
身だしなみやもちろん、面接の中で真偽が怪しい話があると
信用できない
と思われてしまうでしょう。
実際に、面接官からしても「信用の欠如」は致命的なマイナス要因です。
- 面接での受け答えに一貫性がない
- エントリーシートの記載内容と面接での回答に齟齬がある
- 言葉遣いが乱雑
- 遅刻した
など、信用を欠く行為があると「ほぼ面接に落ちる」と考えてください。
志望動機が不明確・弱い
公務員の面接では、志望動機がほぼ必ず聞かれます。
志望動機が不明確だったり、弱かったりすると面接で落ちてしまう可能性が高いです。
毎年公務員試験の受ける人は多いことから、ありきたりな志望動機や不明確な志望動機だと、ほかの受験者に負けてしまいます。
- なぜ公務員を志望したのか
- なぜ〇〇省(〇〇市)を志望したのか
- 自分の強みを公務の場でどのように生かすのか
などを整理しましょう。
「公務員ならでは」の点にフォーカスしないと、ありきたりな志望動機になります。
「民間企業でのNPO団体でもできない、公務員ならではの強み」を探してみてください!
自己PRが弱い
公務員として自分がどのように貢献できるか、自己PRを行うことも大切です。
自己PRが弱いと
この人を採用するメリットがない
と判断されてしまうため、面接に落ちるでしょう。
自分の強みを理解したうえで
自分を採用すると、このようなメリットがあるよ!
ということを伝えなければなりません。
自己PRが弱く、自分を上手にアピールできないのは非常にもったいないです。
相手に「採用したい」と思わせることが大切です!
第一志望の公務員面接に落ちても、落ち込む必要がない理由
公務員の面接に落ちたとしても、落ち込む必要はありません。
実際に、私も第一志望の自治体の面接に落ちましたが、そこそこ楽しく生きてますし
以下で、公務員の面接に落ちても落ち込む必要がない理由を、実体験を含めて解説していきます。
面接官は人事のプロではないから
公務員の面接を担当している面接官は、人事のプロではありません。
公務員は2~3年スパンで部署移動をするため、面接官は「たまたまその年度の人事担当者になった人」に過ぎないわけです。
面接で落ちると、
自分は必要とされていないのか…
と考えてしまいますが、公務員試験の面接官は「人事の素人」なので、ハッキリ言って人を見る目は肥えていません。
つまり、面接官は人を正しく評価するスキルがないため、「自分は評価されていないから面接に落ちた」というわけではないのです。
また、面接で落ちる理由が「必要とされていないから」とも限りません。
- 求める人材像とは違った
- 相対評価で良い人を採用した
- 公務員より民間企業向きだと思われた
- 秘密の選考基準があった
など、色々なパターンが考えられるため、落ち込む必要は全くありません。
シンプルに「自分と相性が悪い職場だった」と思えば良いのです♪
ほかの自治体を受ければいいから
公務員試験は各自治体・各省庁で行われています。
もし第一志望の面接に落ちたとしても、第二志望以下の面接に向けて切り替えればいいのです。
もちろん、第一志望に落ちてしまうとショックです。ただ、実態として「公務員」としての働き方はどの自治体・省庁でも変わりありません。
実際、私もそうでしたが公務員試験を受験している人は「公務員になれれば、どこでもいいかな」と考えている人が多いです。
結局、採用面接は最終的に「縁」の世界なので、もし面接で
ミスったなぁ…
という反省点があれば、次に活かせばOKです。
そもそも倍率が高いから
公務員試験は倍率が高く、そもそも合格するのが難しい試験です。
高校生を対象にベネッセが行った「なりたい職業ランキング」では、地方公務員が2位にランクインしました。
経済的に自立していない高校生の多くが、安定を求めて公務員に憧れているんですね~
そもそも、公務員試験は
- 採用数が30人
- 出願者数が1,000人
のような、30倍以上のえげつない倍率になることもあります。
つまり、落ちる方が当たり前のレベル感となっているため、わざわざ面接に落ちたくらいで落ち込む必要はないのです。
公務員よりいい仕事はたくさんあるから
すべての仕事に共通して言えることですが、良い面もあれば悪い面もあります。
公務員は定年まで雇用が保証されている反面、給与が伸びづらいですからね~
公務員を目指してはいるものの、性格的に民間企業の方がマッチしている、という人も少なくありません。
もし公務員試験の面接に落ちたら、
自分は本当に公務員に向いているのか
を考えてみる良い機会とも言えますね。
別に人生が終わるわけではないから
面接に落ちてしまうと、
自分は求められていない人間なんだ…自信なくなるなぁ
自分はどこにも就職できないかも…絶望的だな…
と感じてしまう人も少なくありません。
しかし、公務員試験に落ちたからと言って、当然ですが人生が終わるわけではありません。
先ほどもお伝えしたように、公務員よりも民間企業の方が合っている人もいるからです
1つの自治体・省庁の面接で落ちたからといって
自分はもうダメだ…
と考えるのは、飛躍した被害妄想です。
「適材適所」という言葉があるように、自分の能力が活かせて、働きやすい職場は必ずあります。
面接で落ちた自治体・省庁は、自分とマッチしていなかっただけ
ということですね。
面接に落ちてショックを受ける気持ちはわかりますが、気持ちを切り替えて次の面接に備える方が建設的です。
まとめ:第一志望の公務員面接に落ちても落ち込む必要なし
公務員試験の面接に落ちたとしても、落ち込む必要がない理由は下記の通りです。
最も大きな理由は「別に人生が終わるわけではないから」です。
もし面接に落ちたとしても、
- 来年受け直してもいいし
- ほかの自治体や省庁を受けてもいいし
- やっぱり民間企業を受け直してもいい
など、様々な選択肢があります。
あなたの知識や強みが活かせフィールドは必ずあるため、落ち込みすぎるのは建設的ではありません。
自分に改善できるポイントを探して、次回以降に活かしていきましょう!
ちなみに、私は通信講座のアガルートを利用して合格できました。実際に利用したときの感想などはこちらでまとめています。
また来年も落ちちゃうのは嫌だ…
という方は、公務員試験のプロに頼ることを検討しましょう。
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